幼いころから車が好きだったという野宮さん。「物心がついた時から車に興味を持っていて、『トミカ』のミニカーで遊ぶのが好きな子どもでした」。その後も興味は尽きることなく、就職先に車業界を選んだのは、野宮さんにとって自然なことでした。「これまで2社ほど車以外の業界で働いた経験もあるのですが、やはり自分は車が好きだと再認識してからは、ずっと車に関わる仕事を選んでいます」。本州で働いていたころには、当時の職場で店長を任され、自分のアイデアを盛り込みながらお店づくりをする楽しさを経験。家庭の事情で北海道へ戻ってからも、これまでのキャリアを生かして仕事をしてきました。
タイヤ館 西帯広で働き始めたのは、1年前のこと。「前職はカー用品店で働いていましたが、専門店で更にスキルアップしたいと考えるようになったころ、知人に紹介してもらったのが現在の職場です」。当店の店舗スタッフとして採用され働き始めて数カ月間は、新しく覚えることの連続だったと言います。「リモートで研修を受けて、会社の思いや接客などについて学びました。また、日々先輩の仕事を見て、分からないところを教えてもらいながらスキルを身に付けていきました」。現在では一人で任される仕事も増え、一通りの業務をこなせるようになりました。